職場環境が変化する
金曜日, 2月 24th, 2017男女平等といわれていますが、職業によっては女性向けの職業だったり、男性向けの職業だったりすることは多々あります。求人情報を出すときに、男女雇用機会均等法によって募集側が男性や女性といった指定ができなくなったため、求人情報だけでは分かりにくいところが多く、面接にいってから知るようなことも少なくありません。
一般事務であっても外回りが多かったり、内容によっては男性でなくては難しかったりという職業もあります。その反面、大型車のドライバーなどは男性の職業のように思われがちですが、整備を専門の人がする、荷物運びは機械を利用するなど環境が整っていれば女性でも十分対応できる職業になります。
このように職場環境などで男性向けの職業だったものが、女性でも可能な職業になり、女性向けの職業だったものが男性でも可能になりました。
病院などでも気づくことがあると思いますが、今までは女性の看護師ばかりだったのが、男性の看護師が増えてきています。これは患者の多様化する希望に対応するために変わってきた一つの事例です。動くことが思うようにできない男性患者の場合、体格によっては女性では介助が困難なこともあります。そこで男性の看護師がいるとこのような場合でも安全に対応することができます。
これからは男性向きの職業でも女性が働くことが可能な職場環境が整うことも考えられますし、女性向けの職業でも男性が働きやすい職場環境が整うことも考えられ、働き方の多様化がますます進んでいくのではないかと思います。